座ってるのに腰が痛い⁉
座っていると腰が痛く、また脚がしびれたりするのは
腰骨が常に曲がった状態になっていると考えられます。
お腹周り筋肉が腰骨を支えて体幹を安定させています。
前から支える筋肉が腸腰筋。
後ろから支える筋肉が多裂筋。
横から支える筋肉が腹横筋。
これらの筋力がバランス良く機能して腰骨を支えています。
しかし腰骨を後ろから支える多裂筋が弱くなると、
腸腰筋が頑張って腰骨を支え様としてくれます。
そのため常に腸腰筋が頑張ってくれているため
腰骨が曲がった状態になってしまいます。
(腸腰筋は股関節を曲げる作用があり、
股関節が曲がると骨盤は後傾します。
このことを骨盤大腿リズムといいます。)
腰が曲がった状態だと腰椎で腰を支えられず腰痛をなったり
背中の筋肉等も固くなり背中の痛みや、
また椎間板にも影響して坐骨神経痛にもつながります。
解決策として多裂筋の筋力をあげます。
多裂筋は骨盤を伸ばす筋肉でもあるので、
上向きで寝た状態で両脚を揃えて
膝裏に枕を入れてお尻を挙げます。
その時腕の力も一緒に使います。
そして骨盤をそらせた状態で数秒間維持して
多裂筋に力を入れます。
多裂筋が効いてくると腸腰筋も元気になり
腰の痛みも楽になります。