産後の腰痛
20代半ばのお母さん、出産前より腰痛で悩んでいました。
産後7日目で来院されました。
症状は腰痛にくわえて太ももの内側に痛みがあり股関節がしっかりと閉じられなく、
上向きで寝ていても脚を伸ばすと腰が痛くなるとの事でした。
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響で骨盤周りの
筋肉や靭帯が緩みやすくなります。
それにより骨盤が開きぎみとなります。
また骨盤が開くと股関節が外側に向くようになり
脚の外側の筋肉に負荷により太ももが張ってきて疲れやくなります。
そうすると内側の筋肉とのバランスが崩れます、内側の筋肉は恥骨にも
つながっていますので恥骨結合の痛みの一つとなる思います。
今回は、骨盤の筋肉と脚の筋肉の促通を行うことで、
腰痛の緩和と股関節の症状の緩和ができました。