腕を挙げると肩が痛い、引っ掛かる
肩を挙げると肩の付け根(三角筋)の上に痛みを感じ始める事があります。
一つの原因としてインピンジメント症候群と言われる肩の病名があります。
インピンジメントとは衝突と言う意味です。
肩が動く時にある瞬間に痛みを感じそれが引っ掛かる様なもしくは衝突する感じをうけます。
その痛みの所を過ぎると痛みも感じなくなり、肩の動かし方により痛みを感じない時もあります。
主な症状として
・着替えの時に肩を動かしたときにズキッと痛む
・寝返りなどで痛む
・水泳や野球など肩を使う競技にもみられる
・ひどい場合は肩の動きの制限もある、等がみられます。
人により、どの角度で痛みが出るかハッキリしないため怖くて肩を十分に動かせなくなる事もあります。
肩は身体の中でも自由度(どの関節の中でも大きく動かせる)が大きい関節です。
肩は他の関節と違い骨と骨とのつなぎ合わせが浅く、脱臼などを起こしやすい関節でもあります。
そのため肩が抜けないよう筋肉や靭帯により安定させています。
ところが肩を動かす筋肉の一部の機能が悪なると歯車の軸がズレル様に肩にヒズミが生じてきて
肩の一部に負担が掛り引っ掛かる様な感じや痛みを感じます。
改善策として肩を安定させる筋肉のリハビリが効果的です。
当院では肩のどの部分の筋肉の負担があるのか検査して
筋力の改善を行い改善につなげていきます。また競技や日常生活で普段から肩をよく使う方にはセルフ体操の
処方もさせていただきます。