背中の痛み
肩、首の凝りを訴える方の中には、肩甲骨の内側に凝りや痛みを伴う方が何人か見られます。
特に背中の痛みや凝りは、腰や首の痛みとは種類の違う痛みを感じます。
例えばズキッと刺すような、何かが引っ掛かっている感じがあります。
当院では、背中の痛みの原因として肩(詳しくは肩甲骨)の不安定によるものと考えています。
それは身体を捻じる様な動きをする時、肩を含めて捻じります。
背骨自身が捻じれる訳ではありません。
その時に肩の安定が悪いと上体を捻じった時に背骨の動きに無理がかかります。
それにより背骨にズレが生じて痛みを起こします。
腰や首と違い背骨には肋骨がついています。
その事が首や腰と違う痛みを感じる原因です。
特に鑑別として肋間神経痛(ヘルペス)による痛みも同じような症状がでます。
ヘルペスなら肋骨に沿って湿疹などが出来ています。
また高齢者の場合は背骨の圧迫骨折が起きている事があるので、
痛みの強い場合は病院を受診してください。
当院では肩甲骨を安定させ、また胸椎の椎間関節の矯正を行います。
また体幹のズレも関係する場合は体幹の調整を行い症状の改善を行います。
ご自身でできる事
肩甲骨を動かす事で肩回りを柔らかくして背中への負担を減らせます。
この体操のコツは手を肩に付けて回してください。
それでも改善しない場合は、お気軽にご相談ください。