骨盤矯正
骨盤
骨盤はお尻回りの骨を言います。形は男女で違いがあります。男性は細く深い形、女性は妊娠や出産しやすいように骨盤の形は広くて浅い形をしています。
骨盤もひと塊の骨でなく両側の寛骨、仙骨、尾骨からなります。寛骨は恥骨、腸骨、坐骨と3つの部分からなります。骨盤を中心として股関節、仙腸関節、また腰椎の椎間関節と下肢、上肢と繋がっていきます。これらに様々な影響により各々のバランスがくずれ、身体の不調の原因ともなります。それらを手技によるバランス調整がどのような効果があるか記してみました。
骨盤矯正の効果
・小尻効果(産後におしりが大きくなった方)
・腰痛
・肩こり等(状態維持)
・シルエット効果(痩せやすくなる)
・脚のムクミ
等があげられます。ここからは産後の骨盤矯正のお薦め理由も記してみました。
生理的に骨盤がゆるむ原因
・妊娠初期から出産するまでは「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤の関節を支える靭帯等がゆるむませ出産の準備をします。
骨盤がゆるむと
・骨盤がゆるむと腰から上の背中や、首、頭を支えるのがつらくなり、背中の凝りや痛み
肩こり、頭痛などの症状がでたりします。
また、股関節がО脚となったりゆるんだ関節を支えようと筋肉の緊張も強まり腰痛の原因ともなります。
骨盤への対策
・お尻の筋肉強化、股関節のストレッチ、身体をかがめて荷物を持つ、横座りをさける
骨盤補正ベルトの使用などです。
骨盤矯正の効果、いつから、回数など
・ゆるんだ骨盤を調整すれば背骨ものび腰痛も楽になります。そして、お尻の筋肉も引き締まり小尻効果もあります。また脚への血流もよくなりムクミも楽になります。
骨盤は産後から半年かけ徐々に元の状態にもどります。そのため骨盤矯正をするには、いいタイミングといえます。受ける時期として産後すぐでも大丈夫ですが、産後の身体の疲労も考え1ヵ月後が良いかと思います。(帝王切開の方だと3か月後ぐらいが目安です。)回数も大体5回ぐらいが目安です。(О脚などはもう少しかかります。)
当院では今の身体の現状を診て、どう変わって身体が楽になるかを診てゆきます。
どうぞお気軽にご相談ください。