バレーボール、バスケットボールに多い指のケガ(経験上)について
バレーボールやバスケットボールの様にボールを手の平で受けたり、打つような動作で指が過伸展
(無理に伸ばされること)した時に指の骨の付け根、手の平側に掌側板(volar plate)と呼ばれる
線維性の軟骨(コラーゲンを多く含む骨)があります。そこの部分を骨折する事が多いです
上のイラストで赤く〇した部分をよくケガします
下のイラストは赤い〇の部分を拡大して、レントゲン上ではこのように映ります
受傷時、当人は指が曲げれず伸ばすのも痛がります。また指の関節全体に腫れと痛みがあり
どの辺りがケガしたのかわかりずらいです。
腫れが強いので大雑把に触るとよくわかりません、イラストにあるように
指の先から自分の指先で指のしわになった部分を押してみます、
赤い矢印の部分にそこだけ、痛烈な痛みを確認できます。
あとはレントゲンで確認で骨折かどうかわかります。
治療は指を軽く曲げた状態で固定を約3週間からします。
治りもよく指の動きのも支障なく治ります。