膝にたまる水は抜いたほうがいいか?
よく膝の水を抜くと癖になる、と聞きます。
そもそも膝には2から3ミリリットルの水があります。黄褐色で透明な水でヒアルロン酸が主な成分です
これが
科学的な反応、物理的な反応により膝に水がたまります。
「物理的な反応とは」
スポーツでのケガや日常生活で転んで膝をケガした
などで靭帯や半月板、軟骨を損傷した場合
この時、膝の水を抜くと血が混じっていると十字靭帯や軟骨骨折などが
考えられます。
そして、年齢とともに膝を支える筋肉の衰え、関節の軟骨へのすり減りにより
関節に炎症を起こした場合などが水が溜まる原因です。
「科学的な反応とは」
痛風やリュウマチなど身体の内的な事で膝が炎症を起こして水が溜まります。
水を抜くと白く濁った水が出てきます。
膝の水があることにより関節の動きが滑らかになります。
滑り易さは氷よりも滑ります。
また、膝関節を安定させる事にも役に立ってます。
膝に水がたまるのは何かの原因がある事で、原因を改善しない事には水は無くならないです、よって「水を抜くと癖になる」とは関係がありません。
水を抜くのはまた関節内の軟骨のカスの掃除にもなります
外傷による膝の腫れの場合は関節内を確認するために水抜いたほうがいいと思います。また症状が長引く場合はリュウマチなどの病気かどうかの確認のため抜いたほうがいいと思います。
年齢的な膝の炎症によるのは膝関節かかる負担を和らげ筋肉の強化をすれば水も減っていきます。